先日の日記でネタにした、「レインボーシックス ロックダウン」のサントラが、ようやく手元に届きましたよ。

パッケージを手にして初めて分かったのですが、この商品は音楽CDにムービークリップを収録したDVDが付属しており、非常に豪華な内容でございました。


が。
問題はCDの収録内容。
サウンドトラックなんだからゲーム中で使用された楽曲がメインなのだろう、
と思いきや、再生してみると何やら聴いたことが無いメタル系ボーカル曲ばかり。
結局ゲームオリジナルの楽曲はレインボーシックスのテーマ曲とそのリミックスのみで、
16曲中14曲は外部のアーティストの曲でした。
自分はXBOX版の日本バージョンしかプレイしてないので、もしかしたら海外版では収録されているのかも知れませんが、サウンドトラックとしては甚だ疑問の残る内容でした。
まあ、このCDはサントラというよりも、イメージアルバムとして捉えたほうがいいのかもしれませんね。


これって、「サウンドトラック」という商品に対する、日米の意識の違いなんですかね?
日本でサントラというと、映画やTVドラマ、アニメ、ゲームなどのために製作された楽曲や劇中に使用された楽曲を収録したCDを指すと思うんですが、
輸入盤のサントラ、特にゲームのサントラというのは、劇中の音楽だけでなくアレンジ曲もふんだんに収録し、作品の世界やイメージを更に膨らませるためのアイテム、という感じがしますなあ。
日本では初回特典とかでユーザーの購買意欲を煽ることが多いですが、
海外では、ゲームの楽曲はソフトから直接データを抽出してMP3で聴くのが殆どだから、収録内容そのものに盛り沢山のオマケ要素が無いと売れないんでしょうかね。


日米のGMCDマーケットの比較研究もなかなか興味深いと思われるので、どなたかリサーチして報告してもらえませんか(自分でやれ)。