先日、予約していたこちらのCDが届きましたよ。

"SONIC THE HEDGEHOG VOCAL TRAXX/SEVERAL WILLS"
ソニック最新作のボーカルアルバムですね。
今回はZebraheadというバンドがメインテーマを担当するということで、いつもとアーティストが違うのかと心配していたのですが、瀬上純氏とCRUSH 40もしっかり参加していましたね。
上記のメインテーマ&ソニックのテーマ「HIS WORLD」は3パターン収録されており、ドラマティックなストリングスと軽快なラップ&ボーカルが特徴的なゲームVer.、スピーディな展開でバンドの持ち味がでている(と思われる)Zebrahead Ver.、ゲームVer.の雰囲気をベースにしながら瀬上節の効いたヘヴィなギターサウンドとJohnny Gioeli氏のボーカルがベストマッチしたCRUSH 40 Ver.という構成です。アレンジはもちろん歌詞も若干異なっているので、聞き比べるとなかなか興味深いですね。
個人的には、やはりシリーズ通してメインテーマ&クロージングテーマを担当しているCRUSH 40 Ver.が一番聴き易く、最もソニックのイメージに近いように感じますね。メインテーマを他のアーティストが担当している場合、今回のようにボーナストラックとしてCRUSH 40Ver.も用意しておいていただけると、ファンとしては嬉しい限りですね。


シャドウのテーマは前作にも収録されていた”All Hail Shadow”が採用されているのですが、今作ではCRUSH 40がアレンジしています。前作ボーカルアルバムの感想を書いたときに、「CRUSH 40 Ver.も聴きたかった」なんてことを書いたのですが、実現するとは思ってもみませんでした。今回のアレンジの方がドライブ感のあるミックスで、アンチヒーローであるシャドウのキャラに合っているような気がしますね。
シルバーのテーマ”Dreams Of An Absolution”は北欧やUKのテクノサウンドを彷彿とさせるクールでスタイリッシュな曲調が印象的。ソニックシリーズでは今までになかった曲調で、新鮮ではないでしょうか。
今回はオリジナル4曲にボーナストラック3曲という構成で、ボリュームが少なめですが、1曲1曲は聴き応えのある内容だったと思います。
ただ、ボーカル曲に関しては瀬上純さん作曲&CRUSH 40のナンバーが少なかったので(ゲーム内の楽曲が膨大な量なので仕方ない部分もあるかとは思いますが)、次回作では1曲でも多く聴きたいですねえ。