ところで、PS2の「ツキヨニサラバ」というアクションゲームをプレイしております。
3月にサントラを先に購入していたので、重い腰を上げてゲームに着手した次第です。
ガンスリンガーという時間を操る超能力者が銃で戦う、といった内容で、
スローモーションで飛んでくる銃弾をかいくぐってガンアクションを演じるプレイ感は、
デッドトゥライツガングレイヴの雰囲気を想像してもらえると分かりやすいのではないでしょうか。
って、例えのゲームがマニアックでしたかねえ、、、。


ガンアクションがメインなので、「銃」そのものにも割りとこだわっているらしく、
ムービーでの銃の描写はなかなかリアル。バレルに切られたライフリングの方向にも気を配っているらしく、スローモーションで飛び交う弾丸の回転も実銃どおり(らしい)。
ゲーム中でもマグチェンジの際に、エンプティ/非エンプティ時かどうかで、残弾数が変わるという凝り様。
つまり、全弾打ちつくしていればチェンバー内に弾が残らないので、マガジン容量がそのまま残弾数になるのですが、
マガジンが空になる前にリロードした場合はチェンバー内に1発残るので、マガジン容量+1発になる訳です。
エアガンとかが好きな人には当たり前の話なんですが、、、一般の方には難しかったでしょうか。


で、結局のところ面白いか、と聞かれると、「うーん、まあまあ、、、」と
言葉を濁すしかないのが実際のところ。
古今東西のガンアクション関連の映画やゲームのエッセンスを集約た様なゲーム性で、作り手がどういうことを表現したいのかも分かるし、話題性のあるスタッフを集めたのもすごいと思うのですが、企画ばかりが先行して一つの作品に昇華し切れなかったような感じを受けます。
ゲームを構成する個々の要素は良いものの、全体をみると何か1つ物足りない。そんな感じですね。
続編が出れば、大化けするポテンシャルを秘めたゲームのような気がしますので、
暖かく観まもってあげたいと思っております(←何様?)


音楽は頭一つ飛びぬけて良いですよ!
光田康典氏と東野美紀氏のコラボレーションによるジャズで、しかも殆ど生演奏。
ラテンやスウィングなど、様々なジャンルのジャズが楽しめますので、ゲームを知らない方にも是非。
曲中では他社の某格闘ゲームと同じサンプリングネタが多数使われてたりもするので、
手広くGMを聴いてらっしゃる方なら、ニヤリとできるのではないかと。